梅雨の時期は洗濯物が外に干せなかったり、お出かけ予定変更を変更したり、外出しても濡れてしまったりと思うように過ごせずお空だけではなく心も曇ってしまいますよね…
ですが雨空や曇り空といった憂鬱になってしまうような天候がお部屋にいて楽しめる、ガラス容器の中に白く美しい結晶が浮かび上がる『ストームグラス』を飾ってゆっくりと眺めてみませんか?
ストームグラスは古くはヨーロッパの航海士が天気予報のために利用していたアイテムで、温度や湿度、気圧などによって中の液体が濁ったり雪のような結晶をつくったりと、日々異なる表情を見せてくれます。
今回は幻想的なインテリアとして注目を集めるストームグラスの作り方をご紹介します

液体の変化によって天気を予測
ストームグラスは複数の化学物質をアルコールに溶かしガラス容器に詰めたもので、天気によって結晶や白濁、沈殿が見られます。
その様子から半日程度の天気が予測できるといわれていますが、室内の環境に左右されることもあるため、インテリアとして楽しむのがおすすめです。
あたたかい場所では変化が出にくいこともあり、玄関など外からの空気が入りやすい場所に置いておくのがベスト。

天気によってどんな変化がある?
ストームグラスの中にできる結晶は星や葉っぱ、羽のようにも見えてとても神秘的。
液体の様子や結晶の形をチェックして、天気を予測してみては?
-晴れ-
結晶の量は少なめで、底に沈んでいることが多い。液体は透明。
-雨-
容器の底に結晶が沈殿し、少しずつ増えていく。
透明の液体部分には星形の結晶が浮上する。
-寒い日や雪の日-
小さな点状の結晶がたくさん浮遊し、容器内が真っ白になることも。
-台風や嵐-
天気が荒れる前には葉っぱに似た大きめの結晶ができる。
-夏の暑い日-
気温が高い日は結晶ができにくく、透明な液体のままであることが多い。

ストームグラスを手作り!
材料は薬局などで揃えることができます。好みの容器を選んで、世界に一つだけのストームグラスを作ってみましょう。

【用意するもの】
・フタ付きのガラス容器………1つ
・精製水…………………………150g
・無水エタノール………………135g
・しょうのう……………………42g
・計量用のガラス容器
・はかり
・割り箸
・湯せん用のボウル

〈作り方〉
①はかりの上にガラス容器を置き、無水エタノールを注ぎます。
重さは正確に量りましょう。
②①にしょうのうを入れ、割り箸を使って溶けるまでよく混ぜます。
③計量用のガラス容器をはかりに乗せ、精製水を注ぎます。分量通りにはかったら②に入れてかき混ぜます。
④白い結晶ができるので、ボウルにぬるま湯を張り、湯せんしてしっかりと溶かします。
 直接火にかけたりレンジで温めたりすることは危険ですのでやめましょう。
⑤フタをしっかり閉めたら完成です。
※完成後は様子を見て、結晶が多すぎる時はエタノールを、少ない時には精製水を足します。
 スポイトを使って一滴ずつ垂らしながら調整するのがおすすめです。

注意すること
・計量用のガラス容器など、食用の用具は使わないようにしましょう。
・安全のため、作業する時はマスクや手袋などを装着しましょう。
・ストームグラスは収れん火災(太陽光が一点に集まることによって起きる火災)の原因となる恐れもあるため、
 窓際など直射日光の当たる場所には置かないようにしましょう。
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